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アスファルト切削機ってどんな機械?作業内容や主要メーカーを解説

「アスファルト切削機ってどんな機械?」
「アスファルト切削機にはどんな種類や用途があるの?」

 

そう疑問に思っている方はきっと多いでしょう。

アスファルト切削機は道路の表面などを削り取ってくれる、道路工事において重要な役割を果たす機械です。

この記事ではアスファルト切削機の詳細を解説します。

 

用途や有名なメーカー、道路工事の作業工程などが記事を読めばわかるでしょう。
現在道路工事の依頼を考えている方はぜひご覧ください。

アスファルト切削機ってどんな機械?作業内容や主要メーカーを解説

路面を削る!アスファルト切削機の概要

路面を削るアスファルト切削機には、大型切削機・小型切削機・清掃車の3種があります。
道路の表面を削り取り、路面形状や滑りの抵抗を復活させるのが切削機の主な役割です。

 

大型もしくは小型のアスファルト切削機で削り取った路面を、清掃車(ロードスイーパー)を使いきれいにします。

これらの機械が使われる工事は、主に切削法・切削オーバーレイ法の2種の工法で行われるときです。
道路・歩道・駐車場の舗装改修工事には欠かせない機械といえるでしょう。

アスファルト切削機を使う3つのタイミング

アスファルト切削機を使うタイミングは、以下3つです。

 

● 道路の表面が老朽化したとき
● 道路にヒビ・凹み・轍ができているとき
● オーバーレイ工事が限界に達したとき

 

経年劣化や環境によって変わりますが、道路の寿命は10年程度です。
道路がこのような状態だと、交通や歩行の妨げとなり、ときには交通事故などの原因になります。
定期的にアスファルト切削機を使った道路工事が必要です。

1.道路の表面が老朽化したとき

老朽化した道路の表面を削り取るのがアスファルト切削機の主な仕事です。
交通量や環境によって道路が劣化し、表面に凹凸がる平坦ではない道路の表面を数cm削り取り、新たな路面材と入れ替えて再舗装します。

 

橋状の道路など重さに制限がある道路や、橋梁の取り付け部分でオーバーレイ工法が使用できない場合も、切削機を使って再舗装します。

2.道路にヒビ・凹み・轍ができているとき

道路の路面にできたヒビ割れ・凹み・轍を取り除くときにも、アスファルト切削機は欠かせない機械です。
路面全体を削り取るだけでなく、部分的な切削工事にもアスファルト切削機が利用されます。

道路にできたコブなどのゆがみも、アスファルト切削機を使って再舗装すれば、平坦できれいな道路に生まれ変わります。

3.オーバーレイ工事が限界に達したとき

新たな路面材を上塗りするオーバーレイ工法を重ね、道路が限界に達したときにもアスファルト切削機を使用します。
この機械を利用し、路面材の上塗りを重ねて盛り上がりすぎた路面材料を削り取るのです。

新たな路面を敷いて舗装を再度行ったら、オーバーレイ工法の限界に対応した新たな舗装路面を作ります。

アスファルト切削機の出番はどこ?工事の施工手順

アスファルト切削機を使った工事は以下の施工手順で実施します。

 

1. ダンプで廃材を積み込みながら切削機で路面を削る
2. 清掃車が路面を掃除する
3. 新たなアスファルト混合物を敷く
4. ローラーでアスファルトを固める
5. 仕上げの締め固めを行い道路が完成する

 

アスファルト切削機の出番は、1番最初に行う路面を削る作業です。
切削作業は現調をして、処理方法や施工工程を確かめてから行います。
工事現場の規模や状況に応じて、作業員数は1〜2名ほど割り当てられます。

アスファルト路面切削機の人気メーカー3選

一般車輌と同じようにアスファルト切削機を製造・販売しているメーカーがいくつかあります。
アスファルト切削機の人気メーカーは、以下3つです。

 

メーカー名 人気機種 特徴
ヴィルトゲン・ジャパン W 210 Fi ・ボディがコンパクト

・独自のパワートランスミッションを搭載

・難易度の高い切削現場でも活躍

ユナイト VSC集塵装置搭載型路面切削機 ・切削時の粉塵を抑制可能

・ブロア集塵装置搭載

・周辺環境への影響低減

れんたま【KEMROC】 パッチプレーナー ・粉塵吸引装置付き

・水平、垂直、傾斜面にも対応

・切削深さ最大19mまで適応可能

 

紹介したメーカー以外にも機能・性能が高いアスファルト切削機は存在します。
企業の規模や工事現場の規模によって、扱う機械の大きさ・性能・機能は変わります。
そのため、必要に応じて機械を選択し、アスファルト工事を行うのです。

アスファルトだけじゃない!切削機の活用法

アスファルト切削機は汎用性が高く、使用場面は道路の舗装工事とは限りません。
アスファルト切削機の活用方法は以下の通りです。

 

● クレイ舗装はがし
● 土壌改良部分のめくり除去
● 屋外体育施設の撤去
● 競馬場やパドックの既存土の回収
● 既存駐車場の砂利撤去

 

アスファルトやコンクリート以外の撤去にも、アスファルト切削機は多く活用されます。

まとめ

アスファルト切削機は主に経年劣化による道路の損傷を修復する再生工事に使用します。
車道・歩道・駐車場のほか、空港の滑走路の舗装を修復するのにも使用可能です。
アスファルト切削機を販売しているメーカーも多く、使用用途によって購入する機械・レンタルする機械が選べます。

 

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